日本が”課題先進国”になった真の理由とは何か? BY 大場 龍夫

自然災害と歴史に鍛えられ、多様な社会問題が顕在化する”問題先進国日本”。人類の危機の最先端に立って粘る日本。人類のために日本を目覚めさせたい!

自己紹介4:こころが病気になる

社員がせっかく会社に入社しても、初めはうまくやれているようにみえても、

 

密接にやればやるほど、理解ができなくなる、

 

なんでお互いが理解できないんだろう?

 

無意識に相手をバカにしていたんだと思います。

 

「なんで、分からないのか?」と。

 

人間関係がどうしてもうまくいかない

 

私のことを社員は誰もわかってくれない。

 

社員を理解できない。

 

「経営者って孤独なんだ!」

 

って勝手に思い込んでいました

 

そんなことを繰り返しているうちに、

 

社員に鬱になる人が現れたりしていきました。

 

そして辞めていくんですね。

 

そんな時でも無意識に、

 

「なんて弱いやつだ!」みたいに感じていたのです。

 

これが無意識に登場してくるからやっかいです。

 

自分ではどうしようもないんですね。

 

できない自分をバカにする、できない相手をバカにする、

 

できていない社会をバカにする。

 

バカにする態度が無意識に起こってくる

 

感情や考えが無意識に、勝手に起こってくるんですね。

 

いったい自分という人間は、なんなのか?

 

この勝手に無意識に起こってきてしまう、

 

自分で自分をコントロールできない自分がいるんです。

 

これは、もうどうしようもないものなんだと諦めていました

 

自分ではどうしようもないもんなんだと諦めていました

 

だからそんな自分をみないように、みないようにしていました。

 

自分の感情や考えが出てくるままにするしかないし、

 

それはほっておいて、なきものにして、目を逸らしていました

 

でも、それでは問題が解決されないんですねよ。

 

誰も自分のことを分かってくれないし、他人のこともよくわからない。

 

理解できない、理解されない。

 

どうせ、自分は一人なんだ。絶対孤独ですね。

 

そんな状態で紋々としながらも、

 

表面上は逆にニコニコして取り繕うしかない

 

よく思われたい、評価されたい、人気者でいたいと思い、努力する。

 

そう、意識は、「人と繋がっていきたい、密接なつながりを持ちたい。

 

思う存分一緒にやりたい。お互いに理解したい。」

 

と強烈に思うのですが、

 

でも、無意識は

 

「どうせ理解なんてできないんだ。一人でやるしかないんだ。」

 

という思い込みが自然に起こってきてしまう

 

それが自分で自分をコントロールできない

 

私、自分をすっかり諦めていました

 

人間をすっかり諦めていました

 

でも諦めきれない自分もいます。

 

意識では「自分を諦めたくない」

 

でも無意識は「自分を諦めている」

 

もがいて、もがいて、もがきまくっていました。

 

ここから出たいけど、出られない。

 

半分諦めて、でも諦めきれない自分がいました。

 

これは、こころの病気ですね。

 

 

(続く)