意見を融合していく技術とは?
私の仕事は、バイオマス活用の技術を使って、
持続可能な社会転換に貢献することです。
さて昨日はバイオマス7団体の共催イベントの報告と、基本になる考え方について、
今回は、さまざまな関連団体が存在しているところを
一つにまとめて何かを成し遂げて行こうという方が核になって、
団体間を行ったり来たり動かれて、調整をしていただきました。
合意を取るべく、中身をできる限り、シンプルに、シンプルにして、
みんなが合意を取れるようにしていきました。
細やかなところは、共通の土台にはなりにくいのですね。
でも細やかなところが現実的には重要です。
みんなの合意を取っていくには、
枝葉を除いて、シンプルにシンプルにしていくことです。
みんなが土台にしていくのは、持続可能性というテーマです。
長期に渡り、人類が永続していく方法を探ります。
ことばでは、そうだよねとなるのですが、
言葉の背景がみなさんで異なっていることでしょう。
次のステップは、この異なる違いを明確にして、
違いをお互いに理解していくプロセスになっていくことでしょう。
これは、たいへんな作業なのですが、
しかし、楽しみでもあります。
言葉のイメージの背景を知ることができるかもしれません。
それぞれのメンバーの固有の背景があり、
世界歴史に一つしかない個性を生み出しています。
その個性に触れることができるかもしれません。
違いを争うのではなく、違いを理解して、
それを味わうことも喜びですし、
何よりも、その先の
融合というところにまで辿り着ければ、素晴らしいことです。
融合をしていくためには、個人と個人の境界線という壁を
溶かしていく必要がありますが、
これを再現する技術があり、これからは誰もが身に付けられる時代が来ます。
今日もお読みいただき、ありがとうございます。