戦いの無い世界にするためには、どうしたらよいか?
人間の脳の仕組みは、生物レベルでの個体保存、種の保存をしていくために、
基本的には、egoになるように出来ていると思います。
そうでないと、他の動物との生存競争に勝てないからですね。
個体保存や種の保存は、自動的反射的に自分を守ったり、同じ種を守ったり
同じように感じる仲間を守る性質があります。
これが、実は弱点にもなります。
つまり、自分のことだけを守ってしまう、自分の仲間だけを守ってしまうが故に、
その他のものを排除攻撃してしまうという性質があります。
戦ってしまうのですね。
だから、脳を放置しておくならば、戦いがなくならないわけです。
家族や学校、企業、宗教団体、NGO、地方自治体、国家、国家間も、
戦いが無くなっておりません。
戦いがなくならない理由が、
この人間の生物的な本能に任せておくことにあるのですね。
つまり、本能に任せていてはだめですよということです。
自分が本能によってコントロールさせてしまっているようでは、
戦いがなくならないのですね。
逆に、本能をコントロールする必要があるわけです。
人間は、生物的な本能もあるけれども、
本能をコントロールしていく精神体でもあります。
精神をしっかりとはたらかせていく必要があります。
人間の進化とは、その精神を次元上昇させていくことでありましょう。
戦いを終わらせていくためには、
精神が進化次元上昇する人間が、
この地球上で増えていくことが必要となりましょう。
戦いのない世界となれば、どんなに素晴らしいことか。
これほど美しい世界はないと思います。
そのモデルが、日本ということではないでしょうか?
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