人間関係の限界を突破させる方法とは?
人間の脳には、4つの癖があることを前回ご紹介しました。
その一つが、部分だけを認識するというものでした。
全体を認識できない。
だから、部分だけを認識した状態で、観察をしているということです。
つまり、脳は、完全には観察できてない
ということなんですね。
その状態で誰かを見てしまえば、
不完全な状態で観察をしていることになりますね。
その不完全な状態で、
無意識的に「自分は正しい」と思っていますから、
不完全にも関わらず、
「自分は正しい」と無意識で思いつつ、
相手のことを
「○○という人間だ」と
決めつけてしまいます。
たとえば、上司と部下の関係でいえば、上司が
「こいつは私にいつも相談しないんだ。」
と思ったとしましょう。
部下の方は、
「いつも忙しそうにしていて、話を聞いてくれない。」
と思っているようなことがあるかもしれません。
そして、お互いにお互いのことを
「○○さんは、こういう人間だ。」と
思い込んで、すれ違っていく。
さらに「自分が正しい」と
無意識に思い込んでいます。
これが無意識であるために厄介です。
自分では、意識では、
「私の勘違いかもしれないし、
事情もあるだろうから。」
としようとしますが、
自分の無意識は、逆になっているのです。
そのパターンがあるために、
いつも同じパターンを観察しちゃうのですね。
それで、どんどん確信が深まっていってしまいます。
「何度も繰り返し同じことをしている。
やっぱりそういう人間なんだ!」
とさらに思い込みの確信が深まっていきます。
そんなことをきっかけにして、直接関係ないことであったとしても、
もう見方が固定してしまっていて、別の見方をできないために、
関係性をよくしていくことが困難な状態になります。
こうして、
その人との関係性を諦めて、絶望しているのです。
そして、お互いに「一緒に仕事をしたくない」
という状態になっていきますね。
人間関係がうまくいかない多くの原因が、
この「こうだと決めつけてしまう思い込み」と
「自分が正しいんだという思い込み」
によって生まれています。
これらの「決めつけてしまう思い込み」や
「自分が正しいという思い込み」は、
無意識にやってしまっています。
お互いの人間関係の限界を突破するためには、
無意識を意識化していくことが必要です。
無意識のままでは、
変化を主体的に起こすことができないからですね。
そのためには、
まずは自分自身の内面に向き合うことが必要ですね。
そして、自分自身の無意識がどのように動いているのかを
明確にしていくことが必要になります。
人間のパターン、個人のパターンがあるのです。
そして、そのパターンができる背景があるのです。
それを明確に理解していくことで、
その思い込みの外に出ることができます。
お互いに思い込みから解放されることで、
人間関係が劇的に変化します。
思い込みから明確に解放される技術が用意されています。
ご興味のある方は、ご連絡ください。
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