日本が”課題先進国”になった真の理由とは何か? BY 大場 龍夫

自然災害と歴史に鍛えられ、多様な社会問題が顕在化する”問題先進国日本”。人類の危機の最先端に立って粘る日本。人類のために日本を目覚めさせたい!

私と祖先と日本と人類の関係性とは?

ある知り合いの女性に久々お会いする機会があった。

 

その方は、とても頑張り屋さんで、一人で何役もこなす。

 

なんでもかんでもやってのけるパワーとヴァイタリティ―を持ち、

 

それでいて優しい。人懐っこい。美貌の持ち主でもある。

 

けれども、パートナーを探して結婚するのだが、分かれてしまう。

 

別れるのは、必ずしも悪いわけではないが、

 

でも思い通りにいかないと嘆いていた。

 

思い通りに行かない人間関係。

 

深い付き合いをすればするほど、

 

すれ違っていく人間関係。

 

これがどうして、このようになっているのか?

 

これが何のために、このようになっているのか?

 

そこには、仕組みも目的もあるのだ。

 

人間であれば、誰にでも当てはまる共通の仕組みと目的だ。

 

私の場合も同じだ。

 

私は高度経済成長期が始まる下町の小さな町工場で生まれた

 

東京オリンピックの年だ。

 

全ての力を経済に集中するような時代背景がある。

 

両親も祖父母も、仕事第一で、言えば仕事を中心回っていた。

 

私は、4人兄弟の長男に生まれたが、

 

両親は忙しく、仕事はやらせられるが、

 

忙しすぎて、まともにお話をしてくれない。

 

誰も構ってくれないから、小さな時から癇癪持ちで、

 

怒りの感情が爆発する記憶が残っている。

 

ガラスの窓をわざと蹴って、自分を血だらけにしたり、

 

嘘をついたり、暴力をしたり、問題を起こして両親の気を引こうとした。

 

両親の愛をもっと受けたかった。

 

もっとたくさん構ってほしかった。

 

そんな子供時代を過ごした。

 

小学校に入ると、

 

”いい子”でいることで、

 

両親が喜んでくれることを覚え、

 

勉強もするし、言われた通りにお手伝いもするような

 

”いい子”になることを徹底してやった。

 

これによって、愛を獲得しようとしていた。

 

先生の言いつけもよく守り、ルールを重んじるような

 

”いい子”でいることが一番重要だったため、

 

正義感ぶって、クラスの子のルール違反を先生に言いつけた。

 

だから、学校ではよくいじめにあった。

 

自分では、正しいことをしているつもりなのに、

 

いじめられてしまう。

 

そのため、

 

「どうせ分かってもらえないんだ。一人でやるしかないんだ。」

 

ということをさらに確信していくんですね。

 

意識では、みんなでやりたいと思っているし、

 

分かり合いたいと思っているのですが、

 

無意識は、逆なんですね。

 

学生時代も、会社に入ってからも、

 

パートナーに出会って家族を創っていくときも、

 

この意識と無意識が両方はたらいていました。

 

それは、後から分かったことなんですけれどもね。

 

意識では、「深く繋がって一緒にやろう!、理想のチームプレーをしよう!」

 

と思い、そのつもりでいるのですが、

 

無意識は、「どうせ分かってもらえないんだ。一人でやるしかないんだ。」

 

となっている状態だったのです。

 

つまり、アクセルとブレーキが同時にはたらいている状態ですね。

 

けれども、無意識の方が強力なので、

 

重力のように無意識によって引き戻されてしまいます。

 

たとえば、妻との関係性も些細なことで

 

うまくいかなくなります。

 

普段は、我慢してコミュニケーションをしているのですが、

 

我慢しきれなくなって、感情が爆発してしまいます。

 

「どうせ、わかってもらえない」が無意識のうちにはたらくのですね。

 

あんなに大好きだった妻に対して、暴力までするようになってしまいました。

 

子供たちにも、好き勝手していることを許せずにいたと思います。

 

自分なりにこれが正しいことなんだという思い込みの基準を基に、

 

子供たちを厳しく躾けていくことをしていました。。

 

「これ以外は認めない、勝手にするのなら、自分の子じゃない」

 

なんていう無意識で、子供たちにも接していたと思います。

 

だから、別のことをしたら、すごい怒っていたのですね。

 

それでも、言うことを聞かなければ、

 

「あー、どうせ分からないんだ」とがっかりして諦めてしまう。

 

これも「どうせわかってもらえない」がベースにあるからです。

 

家族だけでなく、会社でも関係性の問題が起こりました。

 

職員が真の理由が分からずに辞めていく、

 

幹部が鬱になっていく、

 

幹部との意思疎通がうまくいかない。

 

これも意識では、努力して努力してコミュニケーションをやって、

 

みんなとうまくやろうとするのですが、

 

無意識では「どうせ分かってもらえないんだ」という

 

関係性に対する深い諦めがあるのですね。

 

いつのころからか私は、本音で話ができなくなっていました。

 

本当の出会いが欲しいのに、本音で話ができないのです。

 

親しい友人もおらず、孤独でした。

 

孤独を紛らわすために、

 

ひたすら仕事に集中するか、

 

本やセミナーで自己啓発を貪るか、

 

趣味のゲームに集中するか、

 

何かに没頭していました。

 

孤独から逃れたいと思いました。

 

しかし、それでは孤独から解放されることはありませんでした。

 

経営者は孤独なんだと諦めていました。

 

でも一方では、探し続けていたのですね。

 

そして、出会えたのです。

 

それは教育プログラムになっていました。

 

そのプログラムにより、

 

人間と人間の宇宙が、無いところから生まれてくる仕組み

 

が現代物理学を含めて理解できたのです。

 

それにより、

 

「なぜ孤独になったのか?」、

 

「なぜ孤独になる必要があったのか?」

 

も明確になり、悩んでいたこともスッキリして、

 

問題が問題でなくなってしまいました。

 

この問題は、

 

個人の問題ではなく、

 

人間全体の問題、

 

人類共通の問題だったんだということが分かりました。

 

特に、この私の姿は、日本の姿と繋がっていたのですね。

 

私が、感じていた「誰にも分かってもらえない」という孤独感は、

 

理想を追求して全てを失った戦争の結果、

 

全ての力を経済に結集しようとした日本、

 

両親、祖父母たちの姿でもあったのです。

 

このことを教えてくれたのが、

 

このnTechという技術の創始者であるNoh Jesu氏という

 

韓国の方です。

 

反日教育の海にいる韓国の方が

 

日本の特異性、美しさ、素晴らしさを語っているのは

 

とても勇気のいることだし、意味のあることです。

 

私は、決めました。

 

「日本を、人類のお手本にする!」

 

日本には、その資格も、潜在能力もある。

 

逆に日本がお手本になれなければ、

 

人類が理想に向かわずに、危機に陥る。

 

核戦争しかり、AIしかり。

 

だから、日本を人類のモデルにしていきたいのです。

 

どなたか、一緒にやろうという方がいらしたら、

 

是非お声がけください。

 

 

今日もお読みいただき、ありがとうございます!