5という数値の意味・価値とは?
かつて、江戸時代には5人組という制度があった。
5人が一組になって、共同で連帯責任を負うものだ。
秩序を維持するための制度であったが、
みんなで一緒に協力しあう形を作っていた。
2人が集まれば、関係性ができるわけだが、
5人が集まれば、関係性は一度に多様になる。
2というのは、1:1という関係性の基本単位でもあり、
男女の関係性のように、対称的な関係でもある。
それが5になれば、
関係性はさまざまに増えてきて多様化する。
そして、関係性も相生・相克する関係性、
触媒の関係性というような関係性が現われてくる。
だから、1:1の関係性から1:5の関係性に変化したら、
関係性の多様性から一挙に動きが速くなる。
だから組織・集団としての基本単位にしやすい。
この5という数値には、東洋の陰陽五行に表現されているように、
あらゆる現象を解析する時に、また何かを生み出していく時に、
この5の数値は使いやすい道具となる。
たとえば、正多面体は5つだけ。
人間の感覚は、5感覚。
手足の指をみても、5つになっている。
組織集団の基本単位も、物理の世界も、生命の世界も
5のパターンが現われている。
では、なぜこの5なのか?
それは、この変化する相対世界が
生まれてくる過程にその答えがある。
そこには仕組みがあったのだ。
ご興味ある方は、ご連絡ください。
今回もお読みいただき、ありがとうございました。