日本が”課題先進国”になった真の理由とは何か? BY 大場 龍夫

自然災害と歴史に鍛えられ、多様な社会問題が顕在化する”問題先進国日本”。人類の危機の最先端に立って粘る日本。人類のために日本を目覚めさせたい!

西洋と東洋の融合

私の所属する会社は、株式会社森のエネルギー研究所といいます。

 

大自然と人間との関係性を

 

グッドにするためのコンサルティングをしております。

 

今回は、大自然と人間の関係性について検討してみたいと思います。

 

さて、この大自然と人間の関係性に対するイメージは、

 

東洋と西洋で対称的になっているように思います。

 

東洋では、大自然と人間は分離していないですね。

 

周りの自然も自分なんだという感覚ですね。

 

自分と自分の宇宙が未分離なんだ、一緒なんだ。

 

分離されていないから、別物とはみない。

 

同じものとみる。

 

ということは、

 

自然が存在していることが認識できない状態ですね。

 

自分と一体になっていますから。

 

ということは、対象について考えるとか、

 

対象についてイメージするとか、

 

することがないわけです。

 

だから、対称そのものを解析することがないので、

 

それを発展させることが難しくなってしまいます。

 

対象を引き離して観察、観測できないからです。

 

ところが、西洋は対象を引き離して、

 

それが何なのかを探ろうとします。

 

そのことが科学技術となり、西洋文明として発展していきました。

 

いま、身の回りにあるもののほとんどが

 

西洋文明によって作られたものですね。

 

しかし、西洋文明も限界になってしまいました。

 

西洋の手法は、

 

物質を分離分解して要素に分けていく手法

 

なのですが、その方法では、

 

全体を理解することが無理になってしまいます。

 

なぜかというと、

 

本来は、部分に分けられない

 

ものを分けてしまっているので、

 

全体性を理解することが不可能

 

になってしまったためです。

 

ここで、東洋が再び脚光を浴びます。

 

西洋の方法は、

 

分離して、根源とは何かを追求してきた

 

のに対して、

 

東洋は、

 

全体をそのままにして、

 

どう生きるべきかを追求しました。

 

でも、

 

西洋だけでもだめ、東洋だけでもだめなんですね。

 

これからは、西洋による科学技術と併せて、

 

東洋による全体性を重ね合わせる時が来ています。

 

すると、どうなるか?

 

全体を分離分断するのではなくて、

 

解いていけばよいのです。

 

すべては、一つ。

 

違うものではないのですから。

 

 

 

西洋と東洋を融合する時が来ました。

 

 

 

今日もお読みいただき、ありがとうございました。