なぜ日本を目覚めさせたいのか？

私は、下町の小さな町工場で生まれました。

家がそのまま仕事場であり、また仕事は忙しく、

兄弟は4人兄弟で、母親も父親も、

子供の面倒を十分にみている時間はありません。

幼いころに、私は親から捨てられたんだと思う事件がありました。

実際には、捨てられたわけでもなく、笑い話なのですが、

子供にとってしてみたら、判断基準が未熟なので、

勝手に捨てられたと思い込んでしまったわけです。

単なる思い込みです。

しかし、その後、その体験を何度もすることになります。

捨てられる体験です。

両親から少し何か言われれば、捨てられたと思いますし、

友達から何かされたり言われれば、捨てられたと思いますし、

先生から何かされたり言われれば、捨てられたと思います。

その後は、捨てられてばかりの体験をしていくので、

人は、どうせ私のこと分かってくれずに捨てていくんだという

思い込みの確信が深まり続けます。

思い込みが、確信になって、自分にとっての法則になります。

法則ですから、それがいつも起こります。

大人になってもそれが起こり続けました。

結婚して妻とも、子供とも、会社のメンバーとも、友人とも

どんな関係性もみんな同じような事件が起こります。

誰かと分かり合える、理解し合える感じがしないのです。

どうせ、分かってもらえないんだ、人は分かり合えないんだと

自然に思ってしまうのです。これは無意識にですね。

けれども意識は、それとは反対に、徹底的に努力します。

がんばって、がんばって、理解してもらえるように、評価されるように、

人気者になれるように、好かれるように、愛されるように、

努力して努力して、がんばります。

でも、無意識は、「どうせ分かってくれないんでしょ？！」

意識では、「受け入れてもらえるようにがんばるぞ！」なんです。

無意識と意識が、正反対にぶつかっています。

アクセルとブレーキを同時にかけているようなものですね。

その結果、私の物語は、

「みんなに認められようとがんばれば、がんばるほど、

分かってもらえない理解されない孤独な人生の物語」

になってしまいます。

意識して深い関係性を求める一方で、

無意識に孤独な人生になるように振舞ってしまいます。

まったく、思い通りにいかないのです。

思い通りにいかないどころか、

思ったことと反対になってしまいます。

これが、人生に流れているパターンだったのです。

同じことを繰り返す人生のパターンが

分かったのですが、これが分かっても逃れられないのです。

これは地獄ですね。

この地獄から出たいと思いましたが、出られないのです。

でもこの地獄は、思い込みのホログラムに過ぎないということが

納得して理解できた時に、消えてしまっていました。

そして、このホログラム自体が、実は愛そのものだったことに気づくのです。

いままで、地獄だったものが愛そのものだったんですよ。

これにはびっくりしてしまいました。

なるほど、これはそういう仕組みだったのだなと意図がわかったのです。

リアリティーに到達するためには、経験や体験の知識では無理で、

数学的な論理とイメージ言語が理解の道標となります。

原理を発見して、その言語を発明した方がいるのですね。

それが、韓国から日本に来て、日本の深い大和魂に出会ってしまったという

ノ・ジェスさんという方です。

私は、自分のこのパターンが、自分だけのものではなくて、

みんな同じ構造をしていることを知りました。

そして、なんと日本自体が、囚われの状態になっていることが

理解できました。

日本が成し遂げた偉大なことが評価されず、

逆に犯罪人にさせれられて、

十字架にかけられたままにいる姿でした。

私は、日本がそんな状態であることが分かった以上、

何としても立ち上がるしかないと思いました。

私が日本を目覚めさせたいと強く願い行動する源泉は、

このことにあります。

今日もお読みいただき、ありがとうございます。