日本が”課題先進国”になった真の理由とは何か? BY 大場 龍夫

自然災害と歴史に鍛えられ、多様な社会問題が顕在化する”問題先進国日本”。人類の危機の最先端に立って粘る日本。人類のために日本を目覚めさせたい!

意見を融合していく技術とは?

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私の仕事は、バイオマス活用の技術を使って、

持続可能な社会転換に貢献することです。

さて昨日はバイオマス7団体の共催イベントの報告と、基本になる考え方について、

経産省環境省を訪れて、説明をしました。

農水省林野庁の方も同席いただきました。

 今回は、さまざまな関連団体が存在しているところを

一つにまとめて何かを成し遂げて行こうという方が核になって、

団体間を行ったり来たり動かれて、調整をしていただきました。

合意を取るべく、中身をできる限り、シンプルに、シンプルにして、

みんなが合意を取れるようにしていきました。

細やかなところは、共通の土台にはなりにくいのですね。

でも細やかなところが現実的には重要です。

みんなの合意を取っていくには、

枝葉を除いて、シンプルにシンプルにしていくことです。

みんなが土台にしていくのは、持続可能性というテーマです。

長期に渡り、人類が永続していく方法を探ります。

ことばでは、そうだよねとなるのですが、

言葉の背景がみなさんで異なっていることでしょう。

次のステップは、この異なる違いを明確にして、

違いをお互いに理解していくプロセスになっていくことでしょう。

これは、たいへんな作業なのですが、

しかし、楽しみでもあります。

言葉のイメージの背景を知ることができるかもしれません。

それぞれのメンバーの固有の背景があり、

世界歴史に一つしかない個性を生み出しています。

その個性に触れることができるかもしれません。

違いを争うのではなく、違いを理解して、

それを味わうことも喜びですし、

何よりも、その先の

融合というところにまで辿り着ければ、素晴らしいことです。

融合をしていくためには、個人と個人の境界線という壁を

溶かしていく必要がありますが、

これを再現する技術があり、これからは誰もが身に付けられる時代が来ます。

 

 

今日もお読みいただき、ありがとうございます。