日本よ。耐え忍ぶ時代は終わりました。
どこまで、耐えればいい?
どこまで、守ればいい?
守って守って、守り抜いた。
負けても恨まず、
どんな酷い目も耐え忍んできた。
「耐え難きを絶え。忍び難きを忍び。」
8月15日。
「こんな汚い戦争は、もうやめましょう。」
もう、西洋の真似をするのはやめた。
西洋の真似をしたから、
終いには、こんなことになった。
戦争だって、ルールがある。
武力を使うことだって、人の道がある。
そうでなければ、悪魔ではないか。
戦争のルール違反。
人間のルール違反。
飛行場もない、軍需工場もない都市が、なぜ空爆される?
なぜ、一般の民間人が虐殺される?
そして、一発で20万人を殺す兵器を、作るだけでも犯罪なのに、
それを2発も使った。
それは、許されることではない。
だからもうやめましょうって、8月15日に宣言したではないか。
あなたたちのような汚いやり方のゲームには、もう乗らないよと。
8月6日、8月9日、8月15日。
私たちは忘れない。忘れることはできない。
新しいゲームを始める宣言をしたんだ。
人間の尊厳を守る宣言をしたんだ。
恒久世界平和を達成する約束をしたんだ。
ねえ、私たちにしか、それはできないの。
日本だからできるの。
日本が世界を代表して、宣言したんだ。
けれど、これだけ酷い仕打ちを受けた相手を恨みもしないよ。
逆だよ。大好きなんだよ。
悪魔、鬼のようにして戦った相手を大好きになるんだよ。
どれだけすごいの。
こんな国はないんだよ。
日本こそが、恒久世界平和を達成する資格があるからだよ。
日本だけなんだよ、そんな国は。
さあ、目を覚ましましょう。
目を覚まして、動き出すときだよ。
今日もお読みいただき、ありがとうございます。