現代に必要な侍人間道とは?
侍は、相手と剣を交えた時に、
相手の中身を知るのではなかろうか?
相手のパターンを知るのではないだろうか?
だから、「相手がどんな動き方をするのか?」とか、
「自分の実力で対応できる相手なのか?」とか、
「続いて何が起こるのか?」を知ることができたのではないでしょうか?
現代の侍は、これができるのでしょうか?
相手のパターンが読めるのでしょうか?
人間は、繰り返し繰り返ししているパターンがあります。
その繰り返し繰り返ししているパターンすなわちアルゴリズム
を掴んで、どんな入力をしていけばよいのかを理解することが必要でしょう。
実は、人間は例外なくあるアルゴリズムに従って動いています。
自由意志があったとしても、狭い範囲の中でしか効いていないですね。
アルゴリズムの隙間の中で、自由意志を動かしているにすぎません。
パターンの外に出ることができなければ、パターンの中にいることになります。
パターンの中にいる人に対して、パターンの中であることを気づいてもらうには、
外から言ってあげて、気づいてもらうとよいのですが、
言っても聞ける状態でなければ、聞くことができないですね。
効果がない方法で伝えても意味価値がないですから、
効果的な方法を検討することが必要になります。
それが一人一人異なっているのですが、
これも一定のパターンに分類ができるので、
これも分類化していけば、
いずれは理解と処方箋が細やかにできるようになっていくでしょう。
昔ならそれが武道ということになるのでしょうけれども、
今は人間道が必要ですね。
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