日本が”課題先進国”になった真の理由とは何か? BY 大場 龍夫

自然災害と歴史に鍛えられ、多様な社会問題が顕在化する”問題先進国日本”。人類の危機の最先端に立って粘る日本。人類のために日本を目覚めさせたい!

なぜ意思疎通が困難なのか?

コミュニケーションは、対話ですね。

 

でも相手がお話をしているときに、

 

その方の言うことを本当に聞いているでしょうか?

 

聞いているようでいて、実は聞いていなかったりします。

 

人の言うことを聞くことは、実は簡単ではないですね。

 

なぜかというと、

 

①単語に対するその人なりの定義、イメージ、感じ方が違う

 

同じ単語を使っているようで、実は人それぞれの受け取り方をします。

 

単語にまつわる過去のデータが違います。

 

過去の体験経験から来るイメージ、感じ方が人それぞれなんですね。

 

例えば、”愛”という単語があるとします。

 

その単語についてのイメージといえば

 

ある人にとっては、親子の愛をイメージするかもしれませんし、

 

ある人にとっては、男女の愛をイメージするかもしれません。

 

”愛”の単語で、苦々しい思いをする人もいるかもしれませんし、

 

ドキドキする人もいるかもしれません。

 

②同じものを見ても、人によって受け取り方が違う

 

同じ映画を見ていても、受け取り方が違うから当然感想が変わりますね。

 

まず、どこに注目するのかという見る部分が違います。

 

脳は、全てを受け取れないので、どうしても部分だけです。

 

人によってどの部分に関心を持っていくのか、

 

どの部分に引かれるのかが違いますね。

 

そして、部分から何を受け取るのかということが人によって異なります。

 

だから、同じものを見ているのに、違うものを見ているということになります。

 

意識というものを取り入れれば、人によって世界が変わってしまうのです。

 

③既存の言語は未知のものを表現不可能

 

既存の言語は、過去のデータに基づいて、つくられている体系ですね。

 

だから、まだ出会ってないものを表現することができないですね。

 

過去にあったものは、これを〇〇と呼ぼうねと名前をつけられるのですが、

 

過去にないもの、想像を越えてしまっているもは、

 

ことばがないのです。

 

だから、伝えられない、ことばにできないという状態になります。

 

言語の限界ですね。

 

④人が話している時に、自分も無意識に話してしまう

 

これは、人が話をしているときに、

 

無意識に自分のことばが出てきて、

 

脳の中で話が始まってしまうというものです。

 

これは、自分の過去の体験イメージや感情が勝手に生まれてしまって、

 

自分のことだらけになってしまい、相手の話を聞けないというものです。

 

これは無意識にやってしまうもので、

 

意識化しないと気づくこともできないです。

 

以上に挙げた4つからして、

 

そもそも意思疎通をすること自体が、

 

実は簡単ではないんだということがわかります。

 

その人の背景が異なるし、

 

そもそも言語そのものに限界がありますね。

 

だから、まずもって、

 

「人間同士は、理解することが難しいんだ。」

 

ということを理解していないと、事故が起きますね。

 

そう、お互いに理解し合えている、分かり合えていると思っていたのに、

 

お互いが理解しにくい言動を言ったりしたりしたものならば、

 

「あいつは裏切った、裏切られた、期待はずれだった、

 

あの人にはがっかりした……」

 

というようなことが起こるわけです。

 

これが国家同士であれば、戦争ですね。

 

私と私の妻も、結婚当初は喧嘩ばかりしておりました。

 

この言語の限界ですね。

 

お互いに理解していると思って結婚したはずなのに、

 

お互いに理解し合えない絶望感と諦めがありました。

 

今となっては、

 

本当に私たちがどんな状態だったのかを理解することができます。

 

それは、全体を理解するための道具を手に入れたからですね。

 

おかけ様で、夫婦関係も新次元になりました。

 

誰でも身につけられる道具が開発されていますので、

 

どうぞお使いください。

 

 

今日もお読みいただき、ありがとうございました。