個人を抑圧する組織から個人を進化させる組織に変えるためにはどうしたらよいのか?
かつて、ネアンデルタールを始め、さまざまな種類の原人・旧人類が誕生しました。
その中で、唯一生き残ったのが、現在のホモ・サピエンスです。
狩猟採取時代。そこでは、動物との戦いの歴史だした。
動物との戦いが終了して、世の中の王者になった後は、
秩序を維持発展させる方法が問題となりました。
それは家庭や民族が、血筋というDNAで秩序を保とうとするのか、
伝統文化が、生活スタイルを使って秩序を保とうとするのか。
宗教が、神を使って秩序を保とうとするのか。
経済が、お金を使って秩序を保とうとするのか。
個人を抑圧する全体主義では、秩序が保てなくなって、
市民革命が勃発。個人主義が台頭して、民主主義が生まれました。
しかし個人主義は、孤独を生みました。
民主主義も、選挙の時だけです。
自由主義では激しい格差を生みました。
全てが限界になってきています。
ほんとうの民主主義が育っていないです。。
これは、組織集団の問題です。
これまでの秩序維持発展方式が限界なんですね。
組織集団の次元が上昇されなければならないでしょう。
どうしたらよいのでしょうか?
そのヒントが、ティール組織です。
体に例えれば、全体にとって、もしも暴走して勝手に増殖する細胞があれば、
それは”癌”と呼びますね。
しかし、手は生き生きと文句を言わずに活動しますね。
手が手で、勝手に動いたりせずに、
全身と一体となっていながら、独自の機能を発揮します。
なぜ、手が勝手な動きをしないのかと言えば、
どこに向かえばよいのか、何をすればよいのかという
意志が通っているからですね。
意志が通っていないとバラバラになってしまいます。
個人個人が勝手な意志で動いてしまえば、組織は崩壊です。
個人を大切にしながらも、勝手にならないようにするのが組織ですね。
全体主義では、個人がない状態だったのですが、
個人主義では、秩序をどうしたらよいのかという問題が発生したのです。
個人の違い、個人の特徴を組織として生かす方法があるのです。
個人が生かされる、活かされる組織ですね。
全体が個人の特徴を花開かせて、個人の特徴がシナジーを起して
新しい価値が生み出される組織です。
つまり、個人と全体の融合がテーマになります。
関係主義であり、共同体主義ですね。
そのポイントは、意志疎通です。
意志疎通のスピードと効率が高度化されていたならば、
意思決定は容易いのです。
ところが、高スピードで高効率な意志疎通を阻害している問題が
まだ解決されていません。
その問題が、「観点の問題」なんですね。
観点の問題は、脳が全体を完全に認識できないところから生まれます。
この問題がクリアされない限り、
ティール組織は、絵に画いた餅のままになってしまいます。
だから、ティール組織を実現するための急所をクリアさせるのが、
nTech認識技術なんですね。
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