日本が”課題先進国”になった真の理由とは何か? BY 大場 龍夫

自然災害と歴史に鍛えられ、多様な社会問題が顕在化する”問題先進国日本”。人類の危機の最先端に立って粘る日本。人類のために日本を目覚めさせたい!

集団による意思決定スピードを上げるためにはどうしたらよいか?

集団が意思決定する時は、どのように決めるでしょうか?

 

多数決でしょうか?

 

徹底した話し合いでしょうか?

 

集団の意思決定は、

 

集団としての方向性を決めていく決定ですから、

 

民主主義でいえば、全員が参加したらよいですね。

 

でも、全員が違った意見を持っていたら、

 

どのように決めていくのでしょうか?

 

最後はしかたなく多数決にしたりします。

 

けれども、多数決が必ずしも正しくないですね。

 

いい悪いは、置いておいて、

 

ヒットラー政権は、ドイツ国民により民主的に選ばれた政権でした。

 

多数決がかならずしも正しくない、少数意見が正しいことももちろんあります。

 

では、どのようにしたらよいのでしょうか?

 

まず、価値基準も判断基準も、みんな違って、みんなバラバラです。

 

どうすればよいのでしょうか?

 

まず、人間の脳の癖を理解する必要があります。

 

人間の脳の癖は、

 

①部分だけを認識する。

 

②違いだけを認識する。

 

③過去と繋げて認識する。

 

④三次元化して認識する。

 

この4つが挙げられていました。

 
wakuwakuengine.hatenablog.com

 

脳の初期設定がこの状態ですから、

 

そのままでは、当然脳の癖通りになってしまいます。

 

そのため、固定化された判断基準により、

 

固定化された意思決定をして

 

固定化された行動をする結果、

 

固定化された結果になるというパターンを繰り返しています。

 

だから、荒らしいアイデアや工夫が生まれたり、

 

イノベーションが起きにくいのですね。

 

では、どうしたらよいかといえば、

 

自らの固定化された判断基準とその背景を一旦置いておいて、

 

相手の判断基準とその背景を受けとめる必要があるのですね。

 

でも、その時に問題になるのが、

 

相手の判断基準とその背景を受けとめることができるのか?

 

ということですね。

 

これが、今までは困難だったわけけです。

 

なぜ困難だったのかというと、

 

相手のことを聞いているつもりが、

 

無意識に自分の考えや感情、イメージなどが勝手に

 

湧き出てきて、自分の過去の記憶と比較して解釈したり

 

解析が始まってしまったりするからです。

 

そのために、その人の考え、感情、イメージを

 

そのまま受け取ることが困難になってしまいます。

 

勝手に生まれてくる自分の考え、感情、イメージを

 

自分で自由に止めたり出したりすることができれば

 

相手のことを聞くことができるのです。

 

自らの考え、感情、イメージをコントロールすることができる

 

技術がnTechと呼ばれる技術です。

 

この技術を使えば、お互いのことを理解できるようになるため、

 

意思疎通がスムーズになり、

 

これによって意思決定がスムーズになります。

 

AIが登場する変化の激しい時代、

 

私たち人間と人間の集団もバージョンアップして、

 

組織構成員間の活発な意思疎通により濃度密度を均一化させ、

 

これによって意思決定スピードを上げて、

 

激しい変化に柔軟に対応できるようにしたいものです。

 

 

今日もお読みいただき、ありがとうございます。