日本が”課題先進国”になった真の理由とは何か? BY 大場 龍夫

自然災害と歴史に鍛えられ、多様な社会問題が顕在化する”問題先進国日本”。人類の危機の最先端に立って粘る日本。人類のために日本を目覚めさせたい!

認識の基準を変化させることとは?

科学技術は、ものごとを分離させて、部分を理解しようとした。

 

脳の特徴として、ものごとを分離して認識するようになっている。

 

分けて認識するとは、

 

部分だけを取り出して、違いを見つけて、境界線を引く。

 

そして、その認識の仕方は、

 

過去の認識されたデータに基づいてこれを行っている。

 

脳は生まれた時から自然にこれを行っている。

 

科学技術も脳の認識に沿って進化発展してきている。

 

しかし、科学技術のこのやり方、方法が限界に来ている。

 

自然な脳の使い方で進化発展してきた科学技術が

 

限界なのがはっきりしてきたからである。

 

科学技術は、核エネルギーを使えるようにしたが、

 

これを戦争に使ってしまっており、しかも

 

世界中に何万発も核爆弾を準備している状態である。

 

これが人間のレベルを現わしている。

 

科学技術は、ITやロボットだけでなく、

 

人工知能AIを生み出したが、

 

これが人間の知能を何百倍も上回ってしまう。

 

人間の体を越えるロボットだけでなく、

 

人間の過去と現在のビックデータを全て使い、

 

人間の知能を遥かに上回る存在を生み出した。

 

人間は、人間の知能を上回る存在を前にして、

 

何をなすべきなのか?

 

同じ土俵では勝負にならない。

 

人間は、次元の異なる土俵から

 

人工知能AIを活用する存在になる必要がある。

 

次元の異なる土俵に移動するためには、

 

認識の基準を移動する必要がある。

 

これまでの自然のままに任せて脳が認識する方式ではなく、

 

脳の外から脳をコントロールして、

 

自ら観察している世界をコントロールしていく必要がある。

 

そのためにはまず、

 

自分と自分の世界の観察を無限大の彼方から観るような

 

感覚を持つ必要がある。

 

次に、それをコントロールしていくためには、

 

仕組みを理解して、仕組み通りに創造をしていく必要がある。

 

何にもでもなれるアイデンティティーから、

 

エネルギー、イメージ、感情、考えを統制して、

 

自分と自分の環境を創造していく。

 

それが誰にでもできるようになれば、

 

どれだけ素晴らしい世界になっていくのか。

 

人間の可能性が花開いていくことになる。

 

これまでは、72億の人類の可能性を

 

底上げしていく教育が無かったんですね。

 

それができる道具も教育も開発準備されていることは、人類の希望ですね。

 

 

今日もお読みいただき、ありがとうございます。