新時代に必要な新言語とは?
人間は、言葉を話して意思疎通ができる。
意思疎通ができることにより、
動物に比較して、高度な社会性を営むことができる。
言葉があるから考えることもできる。
ところが、この言葉は、
同じ言葉を使っているからといって、
同じ内容を表すことができない。
たとえば、”愛”という単語を一つとったところで、
愛に対するイメージも、感情も、考えも、
文化が違えば当然違うことになるだろうし、
実は個人個人で異なっている。
ということは、意思疎通には限界があるということだ。
単語だけを捉えたところで、
その単語からくるイメージ、感情、考えはそのままでは伝わることがない。
それぞれの人の判断基準、価値基準も異なっている。
〇とか✖とか、善と悪とか、良い悪い、好き嫌いが
入ってくると、もうばらばらになるしかない。
そんな状態が、そんな問題が、
人類が生まれてから、まだ解決していない問題である。
国家間の紛争を解決する手段として、戦争が無くなっていない。
誰も傷つけようと思っていないのにも関わらず、
紛争が無くなっていない。
傷つけあうのがよくないのが、分かっているのに、
傷つけあいが無くなっていない。
この人間と人間同士のこのギャップが、
紛争がなくならない原因である。
だから、紛争を永遠に無くす恒久世界平和のためには、
この判断基準の違い、観点の違いを乗り越える道具が必要である。
この道具とは、人類共通の土台を発見する道具でもある
この道具とは、個々人に共通の確固たる土台を生み出すのは、
人類共通の言語である。
既存の言語では、過去のデータに基づくもの、
見えるものを言語化しているために、
未知のもの、未来のもの、絶対性を探索する言語とはなっていない。
人類共通の土台作りをするためには、
新しい既存のものではない言語を開発する必要があった。
その言語がイメージ言語である。
〇も✖もない、善も悪もない、男と女もない、
若いも老いもない、良いも悪いもない、好きも嫌いもない
何かが生まれる前の共通の土台であり、何かを生み出す共通の土台である。
そんな言語をよく開発したものだと思うが、
これがだれでも理解できるようにプログラム化されている。
人類が全く新しい社会に転換していくためには、
この言語の習得が必要条件になるだろう。
難しいものではないから、
新時代を築くために、みんなで早く学んでしまったほうがよい。
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