日本が”課題先進国”になった真の理由とは何か? BY 大場 龍夫

自然災害と歴史に鍛えられ、多様な社会問題が顕在化する”問題先進国日本”。人類の危機の最先端に立って粘る日本。人類のために日本を目覚めさせたい!

問題を理解するためにはどうしたらよいのか?

 

何かの問題を解決しようとすれば、

 

問題の外に出る必要がある。

 

もしも何か問題が起こったとしたら、

 

実は、その問題の中にいては、

 

問題を解決することができない。

 

問題を解決しようとすれば、

 

問題を観察しなければならない。

 

観察をするためには、

 

観察ができる位置に移動しないと観察できない。

 

問題の全体像を知るためには、

 

問題の外から観察すればよい。

 

だから、問題を解決するためには、

 

問題の外に出ることが必要である。

 

問題の観察ができれば、

 

問題を理解することができる。

 

問題を理解することができた時に、

 

問題を解決することができる。

 

私たちは、

 

問題の外から問題を観察する必要があるのだ。

 

例えば、天動説地動説というものがある。

 

天動説は、地球の上にいて、それを固定させて、

 

天が動いていると受けとめた。

 

ごく自然の受けとめ方だ。

 

しかし、地球の外に出てみれば、

 

なんと地球が動いていた。

 

それが地動説である。

 

外に出てみれば、それが何なのかわかる。

 

外に出ればよいのだが、

 

外に出るにはそのための道具が必要なのだ。

 

地球の外に出るには、ロケットが必要なように。

 

宇宙を知るには、宇宙の外に出る必要があり、

 

宇宙の外に出るためには、

 

宇宙の外に出る道具が必要だ。

 

自分を知るには、

 

自分の外に出る必要があり、

 

自分の外に出るためには、

 

自分の外に出る道具が必要だ。

 

宇宙の外に出る道具としては、

 

たとえば科学技術でいえば、理論物理学がそれに当たる。

 

次元が異なる世界だから、

 

数学で辿り着く世界である。

 

一方で、自分の外に出る道具は、

 

これまで開発されてこなかった。

 

悟った先覚者の何人かが理解できる程度だった。

 

しかし、自分の外に出て、

 

自分を理解する技術が、

 

教育として体系化される時代になった。

 

私たちは、凄い転換期に生まれているのである。

 

 

 

今回もお読みいただき、ありがとうございました。