日本が”課題先進国”になった真の理由とは何か? BY 大場 龍夫

自然災害と歴史に鍛えられ、多様な社会問題が顕在化する”問題先進国日本”。人類の危機の最先端に立って粘る日本。人類のために日本を目覚めさせたい!

人生の新しい道具を使えるようになるためには?

私たち人間は、小さなころから、人生を上手く生きるために、

 

さまざまな見えない道具を使ってきています。

 

0歳から12歳までの間には、

 

未熟な判断基準故に、

 

マイナスのショックが入り、

 

これにより、その後の人生における

 

無意識に反応する精神パターンを形成しています。

 

そのパターンは、大人になってもフラクタルを繰り返し

 

同じパターンで、自動的に機械的条件反射的に

 

反応を繰り返すことで、

 

自らの可能性に制約

 

つくっています。

 

小さな時の反応パターンを

 

大人になって繰り返さなくてもいいはずなのですが、

 

これが無意識に繰り返し続けています。

 

その限界を突破することで、

 

次のステップに行けるのです。

 

例えば私の場合は、

 

4歳の時にショックを受けたことがあったんです。

 

母親としては、乳母車で双子の弟たちと一緒に、

 

私を幼稚園に送ってくれていたのですが、

 

私としては、私だけが施設に入れられてしまい、

 

弟と一緒に母が変えるものですから、

 

「捨てられた!」と思い込んでしまったのです。

 

このショックから、

 

自分は親から捨てられた。

 

一人でがんばるしかないんだ!」と

 

決断してしまったのですね。

 

これが、その後の私の基本的な反応パターンを決めました。

 

たとえば、何か意見を言われれば、

 

どうせ私を見捨てるんだ。信じれない。」と

 

無意識に感情が勝手に生まれてきます。

 

また、何か頼んで断られたりしたら、

 

どうせ私を見捨てるんだ。この人は信用できない。

 

無意識に感情が勝手に生まれてきます。

 

何かをプレゼントして拒否されたり、誘って断られても

 

同じ感情が勝手に生まれてきます。

 

これは、無意識なので、自分ではどうしようもないのですね。

 

これが繰り返されるものですから、当然ながら、

 

私を捨てるんだから、誰も信用できない!

 

の感情が四六時中生まれ、

 

その結果相手にも当然伝わりますから、

 

相手も不信の感情が生まれます。

 

結果的に、「深い人間関係ができず孤独に陥る

 

という結果を生み出してしまいます。

 

実は、これは私がいつもいつも意識している

 

深い人間関係をつくりたい!

 

密度濃い人間関係をつくりたい!

 

と願う意識とは、正反対の結果になってしまいます。

 

自分で意識しているけれども、その逆になる。

 

全く思い通りにいかないという結果となる原因

 

になっていたのでした。

 

それは、無意識に起こっているイメージや感情を、

 

自分自身がコントロールできないことが、

 

その原因となっています。

 

この勝手に起こってくるイメージや感情を

 

消してしまうことができれば、

 

無意識に起こってしまいコントロールできない現実も無くなるでしょう。

 

このコントロールできない現実を認め

 

この問題をしっかりと意識し、

 

この問題をクリアして、

 

次のステップに行く意志を立てる必要があります。

 

その問題を解決する技術は、既に完成しています。

 

固定化された道具から、新しい道具を手に入れて、

 

可能性を切り拓いていきたいものです。

 

 

 

今日もお読みいただき、ありがとうございました。