日本が”課題先進国”になった真の理由とは何か? BY 大場 龍夫

自然災害と歴史に鍛えられ、多様な社会問題が顕在化する”問題先進国日本”。人類の危機の最先端に立って粘る日本。人類のために日本を目覚めさせたい!

ティール組織を構築するためのポイントとは?

必要な情報を自ら取捨選択して取得し、

 

さらにいままでに無いものを生み出して、それを発信する。

 

情報をインプットして、情報をアウトプットすることを

 

お互いに循環させて、シナジーを生み出していく姿。

 

何をテーマにするかはありますが、それが理想の共同体の姿ではないでしょうか?

 

それで価値を生産して、お金を循環させていければ、経済活動になります。

 

しかし、理想の共同体を構築するために、

 

障害になっているものは、なんでしょうか?

 

それは、お互いの意思疎通の循環を妨げるものがあるということですね。

 

それが、観点の障壁です。

 

人は、それぞれに判断基準がバラバラであり、

 

しかも自分が無意識に正しいと思っています。

 

従って、そのバラバラの判断基準のままで、自分が正しい状態では、

 

協力することが困難になってしまいます。

 

そのため、いままでは社会的秩序を維持するために、

 

上下関係をつくり、それを婚姻関係とか家族関係とか血縁関係とか、

 

暴力でコントロールするか、

 

お金でコントロールするかの方法しかなかったと思います。

 

しかし、現在これらのコントロール方法では、もう限界が来ています。

 

誰かにコントロールもされたくもないし、我慢もしたくないし、

 

ましてや個性を発揮して、シナジーを生み出すことはできません。

 

次世代の組織論として注目されベストセラーになっている

 

フレデリック・ラルー著「ティール組織」では、

 

組織には、発展段階があり、

 

進化した組織が辿りつくのが、

 

主体的自主的な経営マネジメントがなされ、

 

組織の目的自身も進化していき、

 

個人の全体性が発揮されている

 

ような組織だよというように書かれています。

 

この3つは、どれもつながっているように思います。

 

個人の全体性が発揮される組織では、

 

当然ながらフラットで、

 

意思疎通が障害なくでき、

 

自主的主体的な経営やマネージメントが

 

行われているでしょうし、

 

内外の状況の変化に柔軟に対応していくと同時に、

 

組織自体も進化発展して、

 

当然ながら、目的さえも進化していくことでしょう。

 

持続的に組織の価値が最大化されていくことになるでしょう。

 

個性が発揮され、シナジーが最大限に持続的に生まれていく

 

共同体を創ることが、私たちには必要ですね。

 

そのよなティール組織を構築するための最大のキーポイントは、

 

観点の障壁を突破して、意思疎通の共通の土台を創ることです。

 

今回もお読みいただき、ありがとうございます。