日本が”課題先進国”になった真の理由とは何か? BY 大場 龍夫

自然災害と歴史に鍛えられ、多様な社会問題が顕在化する”問題先進国日本”。人類の危機の最先端に立って粘る日本。人類のために日本を目覚めさせたい!

問題の根本原因とは何か?

自然を大切にするという意味で、

 

「人間と自然の共生」というような言い方がありますね。

 

共生……最近はよく使われる言葉です。

 

「お互いに戦ったり、どちらかをやっつけたりしないで、一緒に生きましょう」

 

というような意味で使ったりしますね。

 

でもこれは、西洋的な考え方ですね。

 

なぜならば、そこには

 

”自然”が”自分たち人間”とは異なるもの、

 

違うものという大前提があるということです。

 

相手と自分を分けているからこそ、

 

「共生しましょう」という言い方になっているのではないでしょうか。

 

相手である自然と自分たち人間を分ける概念

 

になっていますね。

 

そう、西洋では、自然とは戦う相手、征服する相手だったのですね。

 

人間が戦い、征服する対象としての自然

 

があったわけです。

 

だから、「戦うのではなくて、共生するんだよ」

 

というように変化しましょうというわけです。

 

でも、その変化は、

 

分離したままの変化なんですね。

 

どこまで行っても分離したままのです。

 

西洋の限界は、ここにありますね。

 

本来は、分離されているものではないのです。

 

だから、本質的には、

 

共生という概念自体が無くなってしまいます。

 

分離が無くなれば、

 

”自然=人間自身=自分自身”

 

ということになります。

 

分離をやめて解いてしまえば一つの素材です。

 

一つの素材から、自然を見れば、

 

自然破壊の問題も、自分ごととなり、

 

問題自体の捉え方が変わってしまいます。

 

環境汚染も自ずから無くなっていくことでしょう。

 

問題の根本原因は、

 

問題の捉え方の問題、認識の問題だったのです。

 

問題を生み出している根本原因に

 

アプローチすることが必要です。

 

そのアプローチが、今の教育には欠けています。

 

環境問題、自然破壊の根本解決のためにも、

 

教育改革が必要ですね。

  

問題の根本原因へのアプローチについて

 

ご興味ある方は、どうぞご連絡いただければと思います。

 

今日もお読みいただき、ありがとうございました。