人間は自由になったことがありません
私たちは、毎日情報に晒されています。
情報の海のような感じです。
ほっておけば、情報が洪水のように脳の中に入ってきます。
それが、過去の蓄積から処理されて、また蓄積を増やすことになります。
脳には、人間固有の、さらに個人固有の癖があって、
これがパターン化されています。
だから、情報を更新していく時もまた
このパターンに従って蓄積していくことになります。
たとえば、私の場合では、
今後のことを話し合う機会に、私の意見と逆の意見を言ったとしますね。
その時の私の脳の癖による反応は、
まず怒りの感情が現れると同時に寂しい感情が現れます。
これは、自動的な反応ですね。
詳細はかつての記事をご参照ください。
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この反応は自分の意識とは直接は関係ないのです。
無意識的に感情が勝手に現れるのですね。
ある条件状況になると、ある一定のパターンが現れます。
このパターンが繰り返されます。
だからパターンを解いてリセットしなければ、
このパターンをいつまでも続けていくことになります。
脳のパターンから脱却しない限り、
パターンの外に出ることができないのですね。
脳の癖によって不自由になってしまう。
この意味では、
私たち全人類は、実は不自由だったんだとも言えます。
この脳の癖によるパターンから離脱できない限り
自由になることはできないのですね。
ここから自由になったであろう方が何人か知られています。
たとえば、釈迦とかイエスとか、ソクラテスとか、孟子とかですね。
でも、この自由の境地を伝えることができなかったようです。
伝える手段がなかったからですね。
だから何とか既存の言語で伝えようとして、
お弟子さんと一緒にいた時の言い伝えが、
仏典や聖書として残っているようですね。
でも本質を伝えることができなかったために、
宗教になってしまい、
信じるか信じないかという世界になってしまったとも言えます。
ほんとうは、信じる信じないの世界ではないのですが。
人間は、脳によって不自由でした。
本質的自由とは、脳からの自由なのです。
脳から自由になりましょう。
脳から自由になって、
自由同士が、社会活動を営むことで、
持続する社会に転換できると考えます。
追伸
脳から自由になって、持続する社会に転換することにご興味のある方は、ご連絡ください。お待ちしております。
連絡先:ohbaアットマークmori-energy.jp(アットマークには@を入れてください