日本が”課題先進国”になった真の理由とは何か? BY 大場 龍夫

自然災害と歴史に鍛えられ、多様な社会問題が顕在化する”問題先進国日本”。人類の危機の最先端に立って粘る日本。人類のために日本を目覚めさせたい!

人類史上初の脅威に出会う

人間は、誰もが幸せになりたいと思う。

 

幸せになりたくない人なんかいないだろう。

 

しかし、問題は「幸せとは何か?」ということだ。

 

何が幸せなのだろうか?

 

何をもって幸せと呼べばよいのか?

 

この問いは、実は

 

人間がどのように生きればよいのか?」、

 

と同じ問いでもある。

 

「人間は何なのか?」の問いでもある。

 

人間は、明確に動物とは異なる進化を遂げており、

 

「人間の生きる方向性がどのようなものなのか?」

 

wakuwakuengine.hatenablog.com

 

でお伝えしました。

 

人間の進化の方向性は、

 

人間の危機、人類の危機を乗り越えていくこと

 

なんだといことですね。

 

では、人間の危機、人類の危機とは何か?ということになりますね。

 

避けようがない人間の危機、人類の危機とは、

 

ずばり人工知能AIです。

 

なぜかというと、

 

人工知能AIは、過去に人間ができたことは

 

全てできるようになってしまうことが確実です。

 

さらに、人工知能知能指数は、

 

10000のオーダーになるとのことですから

 

人間の100のオーダーとは二桁も違いますね。

 

だから知能指数で計測できるような知能活動は、

 

人間はAIに到底勝てないということです。

 

象徴的な話が、囲碁の世界でありました。

 

囲碁は、複雑さ故に、コンピューターにとって扱いにくい深さを持つ

 

と言われたゲームですね。

 

だから囲碁でAIが人間に勝つことは、最後まで難しいだろうと考えられていました。

 

しかし2017年5月、プロの対局データを使ったAI(AlphaGo)は、

 

人間のチャンピオンに勝ってしまいます。

 

進化を遂げた囲碁AI「AlphaGo」の勝利に、人工知能の未来を見た:『WIRED』US版リポート|WIRED.jp

 

それどころか、

 

人間のプロの対局とは関係なく、ルールのみを教え、

 

AI同士で3日間対戦させたデータで学習させたAlphaGo ZEROが

 

人間のチャンピオンに勝ったAlphaGoに、

 

100戦100勝してしまいました。

 

これは何を意味するのでしょうか?

 

人間のプロ対局のデータ学習よりも、

 

AI同士による対局のデータ学習の方が上だということですね。

 

人間のプロの打ち手そのものが、

 

もうデータとしても使えないということなんですね。

 

人間が関わらないほうがよい結果になる
 
ということを意味していますね。

 

これは、かなりショックです。

 

人間は、この領域ではいらないということですから。

 

人間はこれまで、この世界では、動物に勝った王者であり、支配者だったわけですが、

 

このままでは、AIにその座を明け渡すことになってしまいます。

 

人間に知能で勝ってしまう存在と出会うのは、

 

人間には初めてのことですね。

 

しかも、これを生み出したのは人間であり、

 

科学技術の成果なんですね。

 

これは人類史上初の脅威であると言っていいと思います。

 

2018年3月に亡くなったビックバン宇宙論で有名なスティーヴン・ホーキング博士は、

 

「完全な人工知能を開発できたら、

 

それは人類の終焉を意味するかもしれない。

 

人工知能が自分の意志をもって自立し、

 

そしてさらにこれまでにないような早さで能力を上げ

 

自分自身を設計しなおすこともあり得る。

 

ゆっくりとしか進化できない人間に勝ち目はない。

 

いずれは人工知能に取って代わられるだろう」

 

と語ったそうです。

www.huffingtonpost.jp

 

この人類初の脅威に、

 

人間はどのように対応するのか?

 

これは逆に言えば、人類が進化するチャンスでもあるのですね。

 

 

今回は以上です。

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